4月28日(現地時間27日、日付は以下同)。ミルウォーキー・バックスは、翌29日の「NBAプレーオフ2024」ファーストラウンド第4戦の出場ステータスを発表。ヤニス・アデトクンボ(ふくらはぎ)に加え、デイミアン・リラードもアキレス腱負傷のためダウトフル(Doughtful=疑わしい)とした。

 チームの大黒柱アデトクンボは今月10日のボストン・セルティックス戦で同箇所を負傷。その後レギュラーシーズン最後の3試合を欠場しただけでなく、プレーオフも出場できていない。

 リラードは27日に行われたインディアナ・ペイサーズとのシリーズ第3戦で44分39秒プレーして28得点8アシスト3スティールを記録。だが第4クォーター終盤に右足のアキレス腱の痛みが悪化。延長でもプレーしたとはいえ、1本もショットを放つことはなかった。

 敵地で迎えた第3戦。バックスはゲームハイの42得点を奪ったクリス・ミドルトンが延長へ持ち込む同点弾を沈めたほか、延長終盤にも同点とする値千金の3ポイントシュートをねじ込むも、タイリース・ハリバートンに3ポイントプレーを決められ、118−121で惜敗。

 シリーズ戦績を1勝2敗としたバックスは、第4戦を落とすと1勝3敗でシリーズ敗退まであと1敗になってしまうのだが、リラードは28日のフィルムセッションでウォーキングブーツを着用していたことから、次戦でプレーできるかは微妙。

 バックスは第3戦で、リラードとミドルトンのほかにボビー・ポーティスが17得点18リバウンド、ブルック・ロペスが14得点、パトリック・ベバリーが11得点を残した。

 大黒柱アデトクンボとシリーズ平均32.3得点5.3アシストを誇る得点源リラードを欠くとなると、ミドルトンに加えてポーティスやロペスがステップアップできなければ、相当厳しい状況に陥ることになりそうだ。

【動画】バックスが奮戦したシリーズ第3戦のハイライト