丸亀製麺は3月21日に、同社の展開する讃岐うどん専門店「丸亀製麺」の日本全国のすべての店舗に、麺職人の配置を完了したことを発表した。あわせて3月22〜31日の期間、全国各地から麺職人が集結する特別店舗「丸亀製麺所」(東京都千代田区)をオープンする。

●麺職人試験の合格者は襟元が紺色


 丸亀製麺は、1軒1軒が製麺所であり、毎日すべての店舗で職人が粉から打つうどんを提供している。今回の国内全店舗への麺職人の配置は、もっとおいしい打ち立てのうどんを来店客に提供すべく実施され、合格率約3割の厳しい試験に合格した麺職人が、全国838店舗(2月末時点)へ配置された。
 丸亀製麺の制服は通常白色だが、麺職人試験に合格すると襟元が紺色の制服を着用できるようになる。

●公式サイトに「麺職人名鑑」が登場


 さらに、丸亀製麺の公式サイトでは、それぞれの麺職人の人となりについて少しだけ紹介する「麺職人名鑑」が公開された。全国の丸亀製麺の店舗でうどんを提供する麺職人の、「麺職人歴」「信念」「食べてほしいおすすめのうどん」を顔写真や似顔絵とともに掲載している。

●「丸亀製麺 神田小川町店」は期間限定で「丸亀製麺所」に


 期間限定でオープンする丸亀製麺所では、「丸亀製麺 神田小川町店」の通常営業を一時休止して特別営業が行われる。同店は、全国から集結した麺職人だけが働く店舗となり、麺職人のうどんづくりの技やこだわりに触れつつ、打ち立てのうどんや揚げたての天ぷらを楽しめる。
 提供メニューは、あえて今回のみ提供の「丸亀製麺所 三種の利きうどん」(500円)1種類となっている。
 仕上げに行う水で締める工程や温・冷によって食感の異なる3種類の麺を、種類の異なるだしと組み合わせた「釜揚げうどん」「かけうどん」「醤油うどん」を食べ比べられるメニューで、多彩な味わいを楽しめる。
 また、薬味のおろししょうがは、今回特別に麺職人がその場でおろし、すりたてを用意する。
 まずは「釜揚げうどん」から食べ、続いて「かけうどん」、最後に「醤油うどん」を味わうのがおすすめだという。
 丸亀製麺所の営業時間は11〜20時で、19時30分ラストオーダー。