ビー・エム・ダブリュー株式会社は、BMW Motorradの新型モデル「R 12 nineT」および「R 12」を2024年4月19日より販売開始します。
「R nineT」後継機種がついに発売
ビー・エム・ダブリュー株式会社は、BMW Motorradの新型モデル「R 12 nineT」および「R 12」を2024年4月19日より販売開始します。
1923年に生産開始されたBMW Motorradブランド初のモデル「R32」の伝統を受け継ぐ「R 12」シリーズは、BMW Motorradの歴史に残る多くのモデルや現行車の「R 18」シリーズなどと同様に、エンジン容量を示す「12」をモデル名に掲げた最新モデルです。
ロードスタータイプの「R 12 nineT」では、2007年に発表された「HP2 Sport」由来の最高出力80kW(109hp)/7000rpm、最大トルク115Nm/6500rpmを発揮する排気量1170ccの空油冷ボクサー(水平対向2気筒)エンジンを、新開発されたチューブラー・ブリッジ・スチール・スペースフレームに搭載しています。
クルーザータイプの「R 12」においては、モデルの特性にあわせエンジンのスペックを最高位出力70kW(95hp)/6500rpm、最大トルク110Nm/6000rpmに設定しています。
また、両モデルともにダブルサイレンサーとコニカルエンドピースを備えた左側エグゾーストシステム、シート下に組み込まれた新型エアボックス、ラジアルマウント4ピストンモノブロックブレーキキャリパー、スチール製フレックスブレーキラインを採用しており、外装面に関してはヘリテイジな要素を残しつつ、ロードスター、クルーザーのキャラクターに合わせたデザインが採用されています。
なお日本へ導入される「R 12」シリーズは、「R 12 nineT」アナログメーター仕様およびデジタルメーター仕様、「R 12」ツーリング・アナログシングルメーター仕様およびアナログシングルメーター仕様のほか、初期生産限定パッケージ「R 12 nineTデジタルメーター仕様」「R 12デジタルメーター仕様」の2機種も用意されており、価格(消費税10%込み)は「R 12 nineT」が253万5000円から、「R 12」が198万6000円からとなっています。