◇17日 中日―ヤクルト(バンテリンドームナゴヤ)

 中日の先発・涌井秀章投手(37)が苦しみながらも5イニングを無失点に抑えた。3試合連続自責点0で防御率0・00のまま規定投球回に到達。セ・リーグの防御率トップに立った。2位にはチームメートで母校・横浜高(神奈川)の後輩でもある柳裕也投手(29)が巨人の高橋礼投手(28)とともに、0・47で並んでおり、横浜高OBによるワンツーが実現した。

 ネット上では登板時の定番である「涌井さん」がトレンド入り。5回の攻撃で代打を送られて降板が決まると中日ファンからは「今日も0点に抑えて未だに防御率0・00はさすが涌井さん」「これで涌井さんに勝ち負け付かず…それでも今日は状態悪いなかで失点せず粘り凌ぎきったのは良かった」「悪いなりにこーやって0で帰ってくるのホント凄い。まさに若手のお手本」など称賛やねぎらいの声が相次いだ。