川西賢志郎は『ミス・ターゲット』で地上波連続ドラマ初出演となった

 3月末でコンビ解散した漫才コンビ・和牛の川西賢志郎が19日、都内で行われたABCテレビ・テレビ朝日系連続ドラマ『ミス・ターゲット』(日曜午後10時)の製作会見に参加。解散後初の公の場となり、ドラマ主演の松本まりかから切り込まれる場面があった。

 映画『ハケンアニメ!』などを手がけた政池洋佑氏によるオリジナル脚本。さまざまな男を手玉に取ってきた百戦錬磨の女性結婚詐欺師・35歳の朝倉すみれが、詐欺から足を洗って本気の婚活に乗り出すエンタメラブストーリー。

 川西は居酒屋店主・稲垣兼を演じ、地上波連続ドラマ初出演を果たす。「居酒屋のシーンばかりで会う人が限られていて、八嶋(智人)さんとも今日は初めて。新鮮な現場を楽しみたいと思います」とほほ笑んだ。

 すると、「素晴らしいキャストさんに集まってもらった」と話す松本が、「川西さんは連ドラ初めてなんですよね? 和牛を解散されて……」と本人が触れなかったことに踏み込んで、会場を笑わせる。川西が苦笑いを浮かべると、八嶋が「触れないのもおかしいから!」とフォローした。

 松本は「まさか出てくれるとは思っていなかったので驚いて、うれしかった」と共演を喜ぶと、川西も「こちらこそ」とにっこり。「松本さんは初めて会ったときからそう言ってくれているので、本当にそう思っているんだって伝わる。でも言われ過ぎてイジられているのかな?」としつつ、「役者さんは芝居だけじゃなく、雰囲気や土台作りもなさっていた。松本さんはいろんなところに目を配っていて、感動した」と初体験の現場で刺激を受けていた。

 会見にはそのほか上杉柊平、鈴木愛理、筒井真理子、沢村一樹も参加した。本作は21日スタート。ENCOUNT編集部