2023年12月9日(土)〜2024年1月28日(日)の期間、グランフロント大阪 北館ナレッジキャピタル イベントラボにて「アール・ヌーヴォーの女神たち」という展覧会が開催される。

この展覧会は、アール・ヌーヴォーの代表的な画家・デザイナーとして人気の「アルフォンス・ミュシャ」の世界が楽しめる没入型の展覧会。曲線や幾何学的な模様を使った装飾性の高さから「線の魔術師」と言われるミュシャならではの作品を、高精細のプロジェクターによる圧巻の映像空間で楽しむことができる。

映像空間には、ミュシャの描いた美しい女性たちが多数登場する。アール・ヌーヴォーの時代を彩った女神たちが、現代で新たな命を吹き込まれたかのように躍動する姿は必見だ。さらにオリジナル作品約150点を同会場内に展示しており、リアルとデジタルの両方を楽しめ、「絵画を全身で体験する」ハイブリッド展覧会となっている。

[映像空間について]
展覧会の目玉になる映像空間では大きく2パートに分かれており、前半はミュシャの生涯で大きな転機となったパリ時代の華やかで躍動感のある作品になっている。後半では母国への愛や壮大なストーリー性を感じさせる作品で表現。特に人気の高い代表作「ジスモンダ」をはじめ、モナコ・モンテカルロ、JOB、夢想などの多くの名作を映像化し、高さ3メートル、約70平米の空間にミュシャが思い描いた作品の世界を再現している。

[作品について]
オリジナル作品は世界有数の作品所蔵数を誇るOGATAコレクション協力のもと、約150点のオリジナル作品を4章の構成にて展示。第1章では「麗しの女神」をテーマに大女優サラ・ベルナールを描いたジスモンダを中心に、魅力あふれる女性像が展示されている。第2章では商業ポスターや印刷物、カレンダーなど人々の「暮らしの彩り」をテーマに、第3章では、女性や植物などのモチーフとし、流れる美しさを表した「スタイルの美」。第4章では自国の誇りや尊厳を表現した作品を展示。時代の変化とともにますます女神としての存在感を増していったミュシャの描く女性像に迫っている。


<開催日時>
2023年12月9日(土)〜2024年1月28日(日)
※休館日: 2024年1月1日(月)
〈平日〉11:00〜20:00/〈土日祝〉10:00〜19:00
※2024年1月2日(火)・3日(水)は祝日扱い。

<開催場所>
グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボ
住所:大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪 ナレッジキャピタルB1

<料金>
[前売券]
一般:2,000円
大学・専門・高校:1,600円
中学・小学生:700円

[当日券]
一般:2,200円
大学・専門・高校:1,800円
中学・小学生:900円
※未就学児入場無料。
※学生券は入場時に学生証を提示(小学生を除く)。

<販売期間> 
[前売券]2023年10月28日(土)10:00〜12月8日(金)23:59
[当日券]2023年12月9日(土)0:00〜2024年1月28日(日)15:00