10日のニューヨーク外為市場でドル・円は、135円40銭から134円11銭まで下落し、引けた。



米4月消費者物価指数(CPI)で物価の伸び鈍化軌道が確認されたため連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ停止、年内の利下げ観測が強まり、金利低下に伴うドル売りに拍車がかかった。



ユーロ・ドルは、1.0942ドルまで下落後、1.1007ドルまで上昇し、引けた。
数人の欧州中央銀行(ECB)高官が9月利上げの必要性を検討し始めたとの報道を受けてユーロ買いが強まった。





ユーロ・円は148円20銭から147円07銭まで下落。



ポンド・ドルは、1.2603ドルから1.2680ドルまで上昇後、反落。ユーロ・ポンド絡みの売りに押された。




ドル・スイスは0.8927フランまで上昇後、0.8868フランまで下落。




 


【経済指標】
・米・4月消費者物価指数:前年比+4.9%(予想:+5.0%、3月:+5.0%)
・米・4月消費者物価コア指数:前年比+5.5%(予想:+5.5%、3月:+5.6%)
・米・4月消費者物価指数:前月比+0.4%(予想:+0.4%、3月:+0.1%)
・米・4月消費者物価コア指数:前月比+0.4%(予想:+0.4%、3月:+0.4%)