NY外為市場ではドル買いが再開した。地銀パックウェスト株が急落し、金融システムへの不安が存続。質への逃避のドル買いが強まったと見られる。さらに、ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁がイベントでインフレが高過ぎるの見解を再表明。いくらか鈍化も依然目標の2%を上回ったままだと主張。また、労働市場も強いと指摘した。



米10年債利回りは3.34%まで低下後、下げ止まり3.36%で推移。ドル・円は133円75銭から134円45銭まで上昇した。ユーロ・ドルは1.0948ドルから1.0900ドルまで下落し4/11来の安値を更新。ポンド・ドルも1.2611ドルから1.2502ドルまで下落した。