NY外為市場でドルは高値を探る展開となった。米10年債利回りは3.84%まで上昇し3月初旬に中堅銀が破綻する前の水準を回復。朝方発表された4月PCEコア価格指数が予想外に伸びが拡大したため6月連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ確率が上昇。その後、発表された5月ミシガン大消費者信頼感指数の期待インフレ率低下で金利の上昇は一段落していたが、その後、再び上昇した。



ドル買いも再開し、ドル・円は139円66銭から140円71銭まで上昇し昨年11月来のドル高円安水準。ユーロ・ドルは1.0759ドルから1.0702ドルまで下落し、約2かカ月ぶり安値を更新した。ポンド・ドルは1.2395ドルの高値から1.2311ドルまで反落。