日経平均は487円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は小幅に下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が小幅ながら反発したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価を支えた。また、政府・日銀による円買い介入警戒感がある中、円相場が1ドル=151円50銭台と引き続き円安・ドル高水準で安定して推移していることが輸出関連株などの株価を支える要因となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が3日続落となったことが東京市場の株価の重しとなった。また、昨日の日経平均が39700円台後半に位置する25日移動平均線を割り込んだことから、相場は調整局面に入りつつあるとの指摘が聞かれたが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。