日経平均は502円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、昨日の3月米消費者物価指数(CPI)に続き、今晩は3月の米卸売物価指数(PPI)が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、外為市場で1ドル=152円90銭台と、昨日15時頃と比べ1円10銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの支えとなった。また、2月決算企業の本決算発表が佳境となっており、好業績銘柄への物色意欲の高まりが株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。