マイクロアド<9553>は11日、媒体社の広告収益化プラットフォーム「MicroAd COMPASS」が、The Trade Desk, Inc.(本社:米国カリフォルニア州)が開発する「Unified ID 2.0」と連携し、Post-Cookie時代に向けた媒体社の収益化支援を開始することを発表した。



「MicroAd COMPASS」は「UNIVERSE Ads」を含む複数の広告配信プラットフォームやアドネットワークなどを一元管理し、媒体社の広告による収益化を支援するプラットフォームサービス。最も収益が高い広告をリアルタイムで抽出し、広告収益を最大化するフルフラットオークション機能を搭載している。



「Unified ID 2.0」との連携により、「MicroAd COMPASS」を利用している媒体社は、Cookieに依存せず収益化を実現することが可能になる。また、「MicroAd COMPASS」に接続しているThe Trade Deskをはじめとする各広告配信プラットフォームは、Cookieの利用制限後も「Unified ID 2.0」を活用することで、プライバシーに配慮したターゲティング広告配信と効果測定ができるようになる。



同社は、今後もデジタル広告プライバシー保護を前提とした、健全性・安全性の向上への課題解決に注力し、デジタル広告市場の発展に貢献してゆくとしている。