ダイナムジャパンホールディングス<06889/HK>は24日、2023年3月期の連結決算を発表した。営業収入は117,206百万円(前期比111.5%)、営業利益は6,764百万円(同63.5%)、当期利益は1,798百万円(同36.1%)と増収減益となった。



中核事業であるパチンコホール事業において、営業収入は増収を確保した。利益については、店舗におけるローコストオペレーションの推進、不採算店舗の閉鎖等収益の確保に努めたものの、遊技機償却費の増加、光熱費の高騰など営業経費が大きく増加したことにより、減益となった。航空機リース事業については、2023年3月期中に新たに新造機3機を購入した結果、保有機数は6機となった。



同社は今後について、パチンコホール事業では、スマート遊技機の積極的な導入、店舗改装による既存店舗の競争力強化、M&A等による営業店舗数の拡大を通じて、収益力の向上に取り組むとしている。航空機リース事業では、機体の購入に加えリース資産を自社で管理する体制に向けた人員を確保するなど、長期的な安定収益の拡大に引き続き努めていくとしている。



なお、期末配当は1株当たり2円50銭とすることを決定した。