神戸物産<3038>は22日、1月度の個別業績を発表した。



売上高は前年同期比12.9%増の369.09億円、売上総利益は同23.1%増の37.68億円、営業利益は同29.6%増の21.62億円、経常利益は同904.3%増の103.58億円と増収増益となった。経常利益は、為替予約関連の一部契約の終了や為替変動による時価の回復により、1月以前に計上されていた時価評価損の戻入が行われたことで前年実績を大きく上回った。

1月度の業務スーパーの出店状況は、1店舗(広島県庄原市)の新規出店があり、店舗数は2024年1月末で1,051店舗となった。前年同期比では39店舗増加し、新店効果で売上高が増加した。



同社から直轄エリア既存店への商品出荷実績は前年同期比10.6%増、直轄エリア全店への商品出荷実績は同13.8%増、全国全店への商品出荷実績は同14.4%増と堅調な推移となった。



商品動向については、引き続き利便性の高い冷凍野菜や、基礎調味料などのNB商品が好調に推移した。