サイバートラスト<4498>は21日、NEC<6701>と、デジタルトラストの推進に向けて、協業を強化することを発表。



同社とNECは、これまでのIoT分野におけるモノのトラストの領域での協業に加えて、デジタルトラストの領域での協業を強化する。協業強化の第一弾として、同社のトラストサービス「iTrust」シリーズの「iTrust eシール用証明書」を、NECのeDocサービス(SaaS)、およびeDocCenter(オンプレミス)に採用し、eシール付与機能を実装。「iTrust eシール用証明書」は、「JIPDECトラステッド・サービス登録(認証局)」を受けた認証局より発行するeシール用証明書。



今回のeシール付与機能実装はNEC社内文書で利用を開始する予定であり、電子文書の発行元証明、および電子文書の改ざん検知に活用される。今後の展開としてビジネス領域へ活用範囲の拡大を視野に、両社サービスとの連携やNECのセキュアな製品・システム・サービスの提供を通して、デジタルトラストの実現に貢献していく。