三洋化成工業<4471>は25日、2024年3月期通期(2023年4月1日~2024年3月31日)の連結業績予想を修正したと発表した。

子会社の事業撤退に係る特別損失の計上および、最近の業績動向を踏まえての修正となる。

売上高は前回発表と変わらず1,600億円、営業利益は同10％増の55億円、経常利益は同46.2％増の95億円、親会社株主に帰属する当期純損失は75億円、1株当たり当期純損失は339円65銭。

連結累計期間の売上高および営業利益につきましては概ね想定通りに推移したが、経常利益は円安による為替差益の発生により前回公表値を30億円程度上回る見込み。

また、親会社株主に帰属する当期純利益は、第3四半期累計期間に計上した子会社における減損損失30億円や子会社の事業撤退に係る特別損失120億円の計上等により、前回公表値を125億円程度下回る見込みとなった。