水素とバイオ燃料で動く、日本初の観光船が福岡・北九州市の港でお披露目された。
4月10日から運航が始まる。

北九州市の小倉港でお披露目された、観光船「HANARIA」は、水素燃料電池を装備し、水素とバイオ燃料で動く日本で初めての商用運航の船で、全長は33メートル、定員は100人となっている。

北九州市では、3月26日から洋上風力発電施設まで実際に人を乗せて運航する実証実験が行われ、問題ないことが確認された。

トヨタ自動車・濱村芳彦さん「(実験が成功して)船の分野で水素が取り上げられると、本社にいるスタッフ、あるいは東富士研究所にいるスタッフはすごく喜びが爆発していると思う」

HANARIAは、4月10日から小倉港と門司港を出発し、夜景などを巡る4つのルートを運航する予定。