デ・ゼルビ監督は引き分けの多さに嘆き

 イングランド1部ブライトンは今季、苦しい戦いが続いている。4月13日に行われたプレミアリーグ第33節バーンリー戦は1-1の引き分け。ロベルト・デ・ゼルビ監督は、日本代表MF三笘薫やMFソリー・マーチを欠いているチームの難しさを伝えている。英メディア「The Argus」が報じている。

 デ・ゼルビ監督は「私は眠れない夜に、順位表を眺めるんだ。私たちは失点数で5位であり、得点数では7位か8位だ。だが、私たちは最も多くの試合を引き分けているチームだ。三笘やマーチがいる状況でプレーするのと、三笘やマーチがいない状況でプレーするのとでは変わってくる。私たちには多くの若いアタッカーがいて、とてもいい選手であり、将来的には三笘やマーチのようになることも可能だろう」と、若手のポテンシャルについて言及した。

 そして、「今シーズン、私たちは苦しんでいて、点を取らなければいけない時に取れていない代償を払っている、昨シーズン、私たちのスタイルは、4人のアタッカーがいて、最終ラインは2人でできていた。だが、今シーズンは戦術を変えなければいけないし、多くの時間を3人の最終ラインで戦っている。多くの問題を抱えているんだ」とイタリア人監督は、自身の考える現在の問題を説明した。

 厳しい戦いが続くブライトンだが、デ・ゼルビ監督はシーズン終盤で解決策を見出せるだろうか。

FOOTBALL ZONE編集部