サウジ・プロ・リーグ第26節、アブハ・クラブ対アル・ナスルの試合が現地時間3日に行われ、アル・ナスルが8-0の勝利をおさめている。アル・ナスルの39歳のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが2戦連続ハットトリックを達成した。リオネル・メッシの記録を抜く可能性があると、米メディア『ボラビップ』が報じている。

 現地時間3月30日に行われたアル・ターイ戦でフル出場を果たし、ハットトリックを達成したC・ロナウドは、この日も先発出場。11分に直接フリーキックから先制点を決めると、21分にも再び直接フリーキックから追加点を決めた。33分に味方がゴールを決めた後、42分にも得点したC・ロナウドは2試合連続でハットトリックを達成している。44分には味方のゴールをアシストし、ハーフタイム中にメシャリ・アル・ネメルと交代してベンチへ下がった。その後もゴールを量産したアル・ナスルは、8-0で大勝している。

 アブハ戦を終えた時点で、C・ロナウドは今季公式戦35試合で36得点12アシストをマークしたことになる。同メディアは「39歳にしてこの個人成績は、世界中のファンや専門家を驚かせている。この年齢では、前例のないことだ」と評価。続けて「アブハ戦で2本のフリーキックを決めたC・ロナウドは、キャリアを通じてフリーキックで63ゴールを決めている。今、アル・ナスルのスターは、メッシがこれまでに達成したフリーキックでの65ゴールに、あと一歩のところまで迫っている」と報じている。