イトのドイツ代表FWティモ・ヴェルナーの残留を望んでいる。英メディア『The Standard』が現地時間3日に、ソンのコメントを掲載している。今季終了後には期限付き移籍期間が満了となる同選手の去就に注目が集まる。

 ヴェルナーは2020年6月にドイツのライプツィヒからチェルシーに完全移籍。しかし、期待通りの活躍を見せることができず、2022年8月にライプツィヒへの完全移籍で復帰となった。そのライプツィヒでは2023/24シーズンで出場機会が減少。2024年1月にトッテナムへレンタル移籍となる。

 イングランドで再起を誓うヴェルナーは、トッテナムでここまで公式戦11試合に出場し、2得点3アシストを記録している。ソンがセンターフォワードに入り、ヴェルナーは主に左サイドで起用されている。トッテナムで期待されるのは、やはりゴールという分かりやすい結果だ。

 また、ソンと素晴らしい連携を見せていたケインが昨季終了後にバイエルンへ移籍。相棒を失ったソンだが、ここまで公式戦28試合で15得点と今季も好調を維持している。そんな中でヴェルナーとの連携を深めることができれば、トッテナムのさらなる躍進も期待できる。

 ヴェルナーのレンタル移籍期間は今季終了までとなっており、買取オプションが付随しているが、去就については不透明。そんな中でソンは「彼(ヴェルナー)がトッテナムに来た時、少し自信を失っていたが、今は彼が自信を持ってプレーしているのと、落ち着いているのがわかるはずだ」と加入当初より変化していることを言及した。

 さらにソンは「選手として、彼を助けたいと思うし、今以上に良いオプションになると思っている。それがチームの仕事だ。我々はシーズン終了後に何が起こるか待たないといけない。僕が言えることは、彼に残留してほしいということだ」とヴェルナーの残留を熱望している。ヴェルナーの去就はいかに。

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