アーセナルとチェルシーは、今夏に若手有望株として注目されているスポルティングCPのCBウスマン・ディオマンデの獲得に向けて争奪戦を繰り広げる可能性がある。英メディア『TEAMTALK』は、ディオマンデ獲得に向けて動くであろうロンドンの2クラブと同選手が希望する移籍先について報じた。

 スポルティングCPに所属する20歳のディオマンデは、190cmの長身を誇る右利きのCB。昨シーズンにスポルティングCPへ移籍すると、若干20歳ながらチームの主力として活躍し、今シーズンはすでに21試合に出場している。

 20歳という年齢でありながら、すでにヨーロッパで最も優れた若手ディフェンダーの一人であると広く考えられており、実際に多くのクラブが強い関心を示していると同メディアは報じていた。

 チェルシーは長くチームを支えたチアゴ・シウバの今季限りの退団が濃厚であり、長期的な活躍を見込める同選手を今夏のトップターゲットの1人に挙げている。一方で、アーセナルも守備陣の強化に向けて同選手に強い関心を示しており、同メディアはチェルシーと争奪戦を繰り広げる可能性があると指摘した。

 そして、報道ではディオマンデ自身はアーセナルへの移籍を希望しており、「チャンスがあれば今夏の移籍を望んでいる」と伝えられている。同メディアは、「ミケル・アルテタ監督はCBのオプションを獲得することに熱心である」と述べた上で、「アーセナルにとって長期的な素晴らしい投資となる可能性がある」と、同選手を獲得する可能性は高いと報じていた。

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