フランス1部のリーグアン第29節、ストラスブール対スタッド・ランスが現地時間13日に行われた。試合はアウェイのランスが1-3の敗戦となっている。この試合でゴールを決めたサッカー日本代表FW中村敬斗と、そのゴールをアシストした伊東純也の現地メディアからの評価どうだったのだろうか。

 試合はいきなり動く。開始7分、右のタッチライン際でパスを受けた伊東がファーストコントロールで相手DFを外し、スピードに乗って縦へ突破すると、ファーサイドへクロスを供給する。これに左サイドからボックス内へと侵入していた中村が反応し、ヘディングでゴールに叩き込んだ。

 このゴールで先制したランスだったが、ケヴィン・ガメイロのPKで同点にされてしまう。さらに、後半に2失点を喫してしまい、ランスは1-3で敗戦となった。

 フランス『maxifoot』の採点ではゴールを決めた中村と伊東ともに「6」がつけられた。中村は「この日本人は危険だった。その後は長い間控えめだったが、彼は前半終了間際にアラー・ベラロウシュ(ストラスブールGK)を少し距離のあるシュートで心配にさせた」などと評価を受けた。

 また、同メディアは伊東について「いつも通り、このランスのウィンガーは、危険な場面を作るための要因となっていた。彼は時々ボールを失っていたが、常に違いを作り、トーマス・ディレイン(ストラスブールDF)を困らせていた」とコメントしている。

 ランスは21日にモンペリエと対戦する予定。この試合でも日本代表コンビは活躍することができるだろうか。

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