UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝の2ndレグの2試合が現地時間16日に行われた。1stレグの激闘を3-2で勝利したバルセロナはホームにパリ・サンジェルマン(PSG)を迎えた。序盤のリードを守り切り1stレグを2-1の白星で飾ったアトレティコ・マドリードは敵地でドルトムントと対戦した。

 バルセロナは12分、ラミン・ヤマルが右サイドからドリブルでPA内に切り込んで折り返したパスを、ハフィーニャが合わせてバルセロナが先制する。しかし、29分にロナルド・アラウージョが裏に抜け出した相手選手を後ろから倒し、レッドカードで退場となる。40分、ウスマヌ・デンベレが同点ゴールを決める。

 1-1で前半を折り返したPSGは54分、ヴィトール・フェレイラが決めて逆転に成功し、合計スコアでも同点に追いつく。さらに61分にはキリアン・エムバペがPKを決めて合計スコアで逆転する。89分にもエムバペが再び決めて4-1でPSGが勝利して準決勝に駒を進めた。

 ドルトムントは34分、ユリアン・ブラントが先制ゴールを決める。さらに、39分にイアン・マートセンが追加点を決めてトータルスコアで逆転する。しかし、49分にオウンゴールで失点すると、64分にはアンヘル・コレアにゴールを許す。

 合計スコアでアトレティコ・マドリードに逆転されるも、71分にニクラス・フュルクルク、79分にマルセル・サビッツァーのゴールでドルトムントが再度逆転する。試合はそのまま終了し、4-2でドルトムントが勝利して準決勝進出を決めた。