家事は誰がやるのか? 1人暮らしならもちろん自分しかいませんが、同棲や結婚をすると話は変わってきますよね。出来る事なら協力し合い、仲良く暮らしていきたいものですが……。
今回は筆者の友人A子さんに聞いたお話をご紹介します。

何で私だけ? 家事を全くしてくれない夫

A子さん夫婦は共働きですが、家事は全てA子さんの担当でした。
何度話し合っても、夫は「俺の方が勤務時間が長い」「俺の方が稼いでいる」などと言い、全くやってくれないのです。

付き合った頃は物凄く優しくて、「この人と結婚したら幸せになれるんだろうな」と思っていたのに。
結婚した途端別人のようになってしまった夫に、本気で嫌気がさしていました。

義母に電話相談中、夫が帰宅。チャンス到来!?

ある日の夕方、A子さんが義母と電話をしていた時です。
元々義母とは仲が良い方だったのですが、夫の事を相談することは出来ませんでした。
しかし疲れが溜まって限界が近かったのもあり、耐えきれず義母に相談してみたのです。
義母は夫を庇うことなく真剣に話を聞いてくれましたが、「そんなこと信じられない」とただただ驚いていました。

ところが、話が盛り上がってきたところで夫が帰宅してしまったのです。
急いで電話を切ろうとしましたが、ハッと思いつきました。

これはチャンスかも……!!

夫に自爆してもらうことに!

咄嗟にA子さんは「電話切らないで聞いててください!」と義母に伝え、電話をスピーカー状態にしたのです。
そしてケータイをテーブルに伏せて置き、夫と話し出しました。

そして夫に「家事をしてほしい」等の内容を話し出すと、案の定ブチ切れ。

「家事はお前が全てやれ!」
「俺より稼いでから文句言えよ!!」

などと、いつも通り怒鳴ったのです。
もちろん、義母が聞いているとはつゆ知らず……。

夫は顔面蒼白。少しは反省しろ!!

「ねぇ、私はあなたの育て方を間違えたのかしら? 一体どういうこと?」

と、電話の向こうから義母が話し始めました。夫の無茶苦茶な発言を聞いていた義母は、明らかにブチ切れていました。
夫は義母に聞かれているとは思っていなかったようで、焦って言い訳をしたり謝りだしましたが、時すでに遅し。

夫はそのまま義実家へ呼び出され、かなりこってり怒られたようでした。

まとめ

こんな時我が子を庇う親もいるかもしれませんが、義母が味方になってくれて本当に良かったですね。
仕事で疲れているからなど、夫にも理由はあるとは思いますが、それは妻も一緒です。夫婦ですもの、協力し合って生きていきたいものですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki.K