グラスノーが語る開幕戦後のロッカーの様子

 ドジャースのタイラー・グラスノー投手が米メディア「ジョムボーイ・メディア」のポッドキャスト番組「クリス・ローズ・ローテーション」に出演。チームメートである大谷翔平投手の元通訳・水原一平容疑者の問題について言及。3月20日の開幕戦後にロッカールームで水原容疑者がギャンブル依存症などを告白した際の状況を振り返った。

 水原容疑者は、大谷の口座から違法なブックメーカーに送金して賭博を行ったことで米連邦検察に銀行詐欺容疑で訴追された。韓国での開幕戦後には、ロッカーで選手やスタッフに「全ては自分の責任だ」などと告白。大谷もその場で初めて水原容疑者の犯行を知ったとされており、グラスノーによると「(水原容疑者の)告白直後に彼(大谷)が最初に言ったことは『僕の携帯を調べて!』というようなこと感じのことだった」という。

 その場にいたグラスノーは「クラブハウスにいた人間として、彼(大谷)が関わっていないことは明らかだったし、すぐわかった」と、大谷が潔白であることを感じ取っていた。チームの雰囲気については「全員が(大谷に対して)『私たちがついているよ』という感じだった」と、大谷をサポートする空気感になっていたという。

 連日、日米のメディアが“水原問題”のニュースを伝えている。「全てが明らかになってよかった。彼は1年中この件について質問されると思うけど、上手く対処すると思う」と、大谷を慮った。(Full-Count編集部)