俳優の坂本昌行(52)が、ミュージカル「三銃士」(9月8〜28日、東京・日生劇場など)で主演を務めることが25日、分かった。

 19世紀の仏作家であるアレクサンドル・デュマの代表作で、世界各国でミュージカル化されている作品。憧れの銃士を目指す青年の成長と恋の物語に加え、亡き父を通して三銃士のリーダー格との間で築かれた絆や、かつての恋人との間で揺れる愛憎なども描く。

 三銃士のリーダー格役を演じる坂本は「日本で何度も上演されている名作『三銃士』に参加できることを心からうれしく思います」とし、「演出家のフィリップさんを始め、今井(清隆)さん、シルビア(・グラブ)さん、末澤(誠也)君ら共演したことのある方々で、お互いに刺激し合いながら楽しい稽古になると思いますし、新たな『三銃士』をつくり上げていきたいと思います」と意気込んだ。

 銃士を目指す青年役のAぇ! group・末澤誠也(29)は「坂本くんともまたご一緒できて、作品をつくり上げられるのが楽しみで仕方ないです」と大喜び。作品を映画を見たことがあり「ストーリー展開もアクションも見応えがあったので、ミュージカルでどのような演出でストーリーが進んでいくのか今から楽しみでワクワクしています」と力強く語った。