凱旋門賞 人生かけた群像劇 直木賞作家・馳星周さん新刊「フェスタ」 故郷・浦河など舞台「日本競馬界の悲願」描く
2024/04/16 10:38
生まれ故郷である浦河などを舞台にした競馬小説「フェスタ」を刊行した馳星周さん(能正明撮影)
(北海道新聞)
日高管内浦河町出身の直木賞作家、馳星周(はせせいしゅう)さん(59)=長野県軽井沢町在住=が、馬産地である生まれ故郷を舞台にした競馬小説「フェスタ」(集英社)を刊行した。毎年パリで行われる競馬の世界最高峰レース「凱旋門賞」を目指すホースマンたちの群像劇。「多くの人が一頭の馬に関わり、夢を乗せて走らせていることを知ってほしい」と語る。...