自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金問題で、自民党は先ほど道内議員3人を含む39人の処分を決定しました。

午後4時から始まった自民党の党紀委員会で、派閥の政治資金規正法違反事件に関わった道内関係議員3人を含む安倍派の議員ら39人の処分を決定しました。

安倍派の政治団体清和政策研究会は、政治資金パーティーで所属議員に課されたパーティー券の販売ノルマを超えた分を議員側に還流し双方が収支報告書に記載していませんでした。

道内関係では、5年間でおよそ2200万円の不記載があった堀井学衆議院議員が1年間の「党の役職停止」。5年間で2057万円の不記載があった橋本聖子元オリンピック担当大臣も同じく1年間の「党の役職停止」。また、5年間で990万円の不記載を認めている和田義明衆議院議員は「戒告」の処分となりました。

大きな政治不信を招くきっかけとなった「政治とカネ」の問題は、関係議員の一斉処分で大きな節目を迎えたことになります。

自民党の党内の処分はどのようなものがあるかまとめました。

8種類あり今回の処分で最も重かったのが、安倍派の幹部だった塩谷・元文部科学大臣と世耕・前参院幹事長の「離党勧告」。

道内関係議員では堀井議員と橋本議員が下から3番目の「役職停止」和田議員は下から2番目の「戒告」。

今回党の処分を受けた3人の議員ですが今後も有権者に対する説明責任を果たすことが求められます。