千葉県南房総市(みなみぼうそうし)は、東京から100㎞圏内、都心からわずか1時間半で行くことができる「身近な田舎」。東京近郊でありながら、都会では味わえない田舎暮らしの魅力を堪能できる、都心で働きながら移住を考える方におすすめのまちです。

 沖合を流れる暖流の影響により冬は暖かく夏は涼しい過ごしやすい気候で、春夏秋冬、花々が咲き乱れる南房総市。また、東京湾のおだやかな海・内房(うちぼう)と、荒々しい太平洋の外房(そとぼう)の、二つの表情を持つ海に囲まれているので、多種に富んだ海の恵みとアクティビティを楽しむことができます。

2024年2月の情報です。
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千葉県南房総市は東京から100㎞圏内の住みやすいまち

 暖流の影響で温暖な気候の南房総市には、都内より一足先に春が訪れます。早春の花畑の風景は南房総の風物詩。花摘みや写真撮影に多くの人が訪れます。花栽培の歴史が古いキンセンカは、生産量日本一です。

 南房総市といえば、海。内房と、外房の、二つの表情を持つ海を有しており、それぞれアクティビティを楽しめます。太平洋に面した外房は、雄大な水平線が広がり、一年を通じてサーフィンの絶好ポイントとして賑わいます。遠浅の内房はおだやかで子どもたちの磯遊びにぴったり。趣の異なる多数の海水浴場が連続しています。

潮風と花の香りを感じる暮らし。南向き19.5帖の洋室リビングのある500万円の物件

南房総市の物件外観

 太平洋に面し東南に海が広がる千倉エリアの物件です。アワビ・伊勢エビの宝庫としても知られ、一年を通して旬の海の幸が味わえます。また、物件の近くには広大な敷地に花々が咲き誇る七浦地区の花畑があります。心地よい潮風を感じたり、四季折々の花々を楽しみながら穏やかな暮らしが楽しめる立地です。

 19.5帖と10帖の洋室に加え、3室の和室。中二階もあるという平屋物件です。洋室は、リビング、ダイニングとして広々と使うことができ、3室の和室はそれぞれ個室として使用できるつくりなので、ファミリーで住むのに適した間取りです。物置もあるので、収納スペースもばっちりです。

南房総市の物件の間取り

【物件データ】
千葉県南房総市
500万円
土地:167坪・554㎡
延床:36坪・119㎡

●5K●宅地●平坦地●都市計画区域外●築49年●汲み取り式トイレ(洋式・和式 簡易水洗)●JR内房線千倉駅より5.5㎞●海が近い物件。七浦地区の花畑まで1.1㎞。

●問い合わせ先:南房総市 建設環境部建設課 ☎0470-33-1101


庭に面した南側に大きな掃き出し窓がある19.5帖の洋室がこの物件の最大の魅力です。日当たり抜群で広々としたこの部屋はリビングとしての利用がおすすめ。元々は和室だった3部屋をつなげて作られており、収納力の高い押入れが3つも備わっています。

千葉県南房総市の物件の洋室2
キッチン横の10帖の洋室。キッチンから、窓つきのカウンター越しに部屋を見通せる、子育て世帯には嬉しいつくりです。大きなダイニングテーブルを置いても余裕のある広さで、南側の掃き出し窓から光が入る明るい空間です。

千葉県南房総市の物件の和室
6帖と5.65帖と4.5帖の3つの和室があります。5.65帖と4.5帖の和室は隣り合っていますが、きちんと壁で区切られており、プライバシーが保てるつくりです。6帖の和室は中二階に。いずれも収納付きで、子ども部屋や寝室として使いやすそうです。

千葉県南房総市の物件のキッチン
キッチンはかなり使い込まれた設備のため、思い切ってリフォームするのがよさそうです。6帖の広さがあるので、使い勝手のいいレイアウトに改修することが可能です。

千葉県南房総市の物件のキッチン
浴槽と壁と床にそれぞれ別のタイルが貼られたレトロで可愛い浴室です。広々としたスペースに加え、シャワーを装備しているのは嬉しい限りです。


トイレは洋式、和式、男性用が備わっています。いずれも簡易水洗タイプですが、古さは感じられる状態なのでリフォームを検討してもよいかもしれません。

【千葉県南房総市の魅力】
一年を通して様々なイベント、体験が楽しめる! 歴史スポット巡りも

 内房と外房の2つの海に囲まれ、暖流の影響で海洋性の温暖な気候の南房総市では、一年を通して様々なイベントや体験があります。海のイベントやアクティビティ、花摘みや、果実収穫など、都会ではできないこの土地ならではの体験が楽しめます。

 また、南房総市は、古代から近代に至る遺跡や社寺などの歴史的資源を多く有しているまちでもあります。休日には、潮風を感じながら、歴史スポットや寺院、神社巡りを楽しむこともできます。


【白浜海女まつり】
夏休みの始まりを告げるイベント白浜海女まつり。白装束の海女たちが松明を持って海に入る「海女の大夜泳」は幻想的です。

【びわ狩り】
5月から6月にかけて、南房総の名産品「房州びわ」の収穫体験ができます。

千葉県南房総市_南総里見八犬伝
【南総里見八犬伝】
滝沢馬琴作の「南総里見八犬伝」の物語の舞台になった南房総。歴史を感じさせるスポットが数多く点在しています。写真は伏姫籠穴(ふせひめろうけつ)の門で、奥に進むと、伏姫と八房がともに隠れて暮らしていたとされる洞窟があります。