日本医師連盟は1月31日に会見を開き、来年7月に予定されている次期参院選挙(比例代表)の組織内候補として釜萢敏常任執行委員(日医常任理事)を決定したと発表した。現職の羽生田俊氏(元日医副会長)の引退に伴うもので、近く自民党に推薦を行う。

釜萢氏は2014年に日医常任理事に就任、現在は5期目で、総務、学術・生涯教育(医学会)、医療関係職種、感染症危機管理対策・予防接種を担当。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会構成員なども務めてきた。

■釜萢敏(かまやち・さとし)氏略歴

 1953年生まれ70歳。群馬県出身。78年日本医大卒。88年小泉小児科医院(群馬県高崎市)を開業、高崎市医会長などを経て2014年から日医常任理事。政府の新型インフルエンザ等対策推進会議構成員。