美容ライターの遠藤幸子です。肌悩みをカバーするコンシーラーにはさまざまな形状のものがありますが、手早くベタつかず、簡単にカバーできるものといえばスティックタイプがあります。

CANMAKE カラースティックコンシーラー キャンメイク「カラースティックコンシーラー」715円(税込)は、まさにその代表格。肌悩みに合わせて3色展開していますが、それぞれどの程度のカバー力を兼ね備えているのでしょうか。仕上がりが自然なのかも気になるところです。頑固な黒クマや肝斑、ニキビ跡が気になる筆者が試したところを正直にレビューします。

「カラースティックコンシーラー」って、どんな商品?

CANMAKE カラースティックコンシーラー「カラースティックコンシーラー」は、なめらかな塗り心地のスティックタイプのコンシーラー。コンパクトサイズなので、持ち歩きにも便利です。また、保湿成分が配合されているので乾燥肌でも使いやすく、肌のうるおいを保ちながら肌悩みをカバーできるというメリットもあります。

 公式サイトには、長時間崩れにくく、ヨレにくく、シワに溜まりにくく、カバー力が高いことが明記されています。

全部で3色展開。それぞれどんな肌悩みに対応できるのか?

 「カラースティックコンシーラー」は、全部で3色展開。「01 ナチュラルベージュ」は明るいベージュ色で、ニキビ跡やシミのカバー用。

CANMAKE カラースティックコンシーラー「02 ベージュオークル」は01よりも落ち着いたトーンのベージュ色で、濃いニキビ跡やシミのカバー用です。

CANMAKE カラースティックコンシーラー「03 アプリコット」はオレンジ色で、青クマカバー用と、それぞれ公式サイトに明記されています。

CANMAKE カラースティックコンシーラー また、プチプラなので、肌悩みに合わせていくつか揃え、使い分けしやすいことにも魅力を感じました。



頑固な黒クマと、頬に広がる肝斑に使ってみたら

 現在47歳の筆者の肌悩みは、頑固な黒クマと頬にうっすら広がる肝斑です。どちらも完全にファンデーションやコンシーラーでカバーするのは難しい肌悩みですが、「カラースティックコンシーラー」ではどこまでカバーできるのでしょうか。実際に試してみました。

 ここでは、純粋にコンシーラーのカバー力を検証するために、あえてファンデーションは使用せず、無色の化粧下地の上にコンシーラーだけを塗ってみました。

 黒クマカバーに、「03 アプリコット」を使ってみました。

CANMAKE カラースティックコンシーラー 完全にはカバーできていないものの、目立たなくなっている印象はあります。青クマ用であることを考えると、まずまずのカバー力と言えます。

 次に、肝斑やニキビ跡に、「01 ナチュラルベージュ」と「02 ベージュオークル」を使ってみました。最初、「01 ナチュラルベージュ」を塗ってみたところ、もう少しカバー力が欲しい印象でした。

 色が合わなかった印象もあったので、「02 ベージュオークル」に切り替えてみたら、驚くほどカバーできている印象で、濃いニキビ跡も肝斑もかなり目立たなくなったように感じられました。

CANMAKE カラースティックコンシーラー 厚塗り感もなく、マットになりすぎないところも好印象で、何より自然にカバーできる点に惹かれました。お値段を考えると、コストパフォーマンスは最高だと感じます。いろいろなコンシーラーを試しましたが、筆者にとってはまさにホームラン級です!

おすすめの使い方

 使い方ですが、公式サイトではパウダーファンデーション使用時は化粧下地の後ファンデーションの前と明記されています。リキッドファンデーションやクリームファンデーションの場合には、ファンデーションの後の使用とのこと。

 筆者の場合、ファンデーションはリキッドやクッション、クリームしか使用しないので、ファンデーションの後に使用してみました。

「02 ベージュオークル」が筆者の肝斑や濃いニキビ跡をしっかりカバーする印象があったので、これからも使い続けたいと思いました。

<文・撮影/遠藤幸子>

【遠藤幸子】
美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:@sachiko_en