第107回インディ500の決勝レースが5月28日(日本時間29日)に行なわれ、チーム・ペンスキーのジョセフ・ニューガーデンが制覇した。

 レース前半はコーションも出ない静かな展開となった今回のインディ500。しかしレース終盤には大クラッシュが続き、3度の赤旗が出されるなど一転して荒れた展開となった。

 最後のリスタートは、なんとファイナルラップ。ニューガーデンはバックストレートでトップに躍り出ると、残り1周わずか”2.5マイル”の超スプリントを逃げ切り、トップチェッカーを受けた。

 チップ・ガナッシ・レーシングの佐藤琢磨は、終盤のイエローコーションでピットインする攻めの戦略。一時ラップリードするなど十分優勝を狙える状況を作ったが、ラストピットで後退。10番手でファイナルラップを迎え、最終的に7位でのフィニッシュとなった。