佐藤琢磨、15回目のインディ500へ。紅白基調のマシンカラー公開……多くの日本企業がスポンサーに
3度目のインディ500制覇を狙う佐藤。2022年まではインディカー・シリーズにフル参戦し、2023年はチップ・ガナッシ・レーシングからオーバル戦のみの参戦となったが、2024年は世界三大レースのひとつ、インディ500のみに専念することとなった。
佐藤は今年、2012年、2018年から2021年にかけて所属していた古巣のRLLへ復帰。2020年には共にインディ500を制しており、佐藤にとってはこれが2017年の初制覇に続く2回目の優勝となった。
2010年からインディカーに転向した佐藤としては、今回で15回目のインディ500挑戦となる。相棒となるホンダ製エンジン搭載のRLLの75号車には、工作機械産業やシートメタル産業で活躍するアマダ・アメリカがメインスポンサーに就任し、パナソニックオートモーティブ、ニテラ、デロイト トーマツ、NACなど長年佐藤をサポートしてきた日本企業もスポンサーとなった。
佐藤はマシンカラー発表に際して次のようにコメントを発表した。
「第108回インディ500への挑戦を、素晴らしい日本企業にサポートしていただくことが決まりとても嬉しく思っています」
「パナソニック・オートモーティブ、ニテラ、デロイト トーマツ、NAC、ホンダ、HRC、そしてインディカー・シリーズへの参戦を長年にわたって応援してくださっている全ての関係者の皆様に、心からお礼を申し上げます」
「今年、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングからの参戦を、アマダという伝統ある企業にサポートしていただくことにも感謝申し上げます。こうしたたくさんの企業のロゴを掲げたマシンの仕上がりと見栄えは素晴らしく、デザインがどこか懐かしいテイストで表現できたことも誇りに思います」
「自分にとってはこの上なく幸せなことで、ファンの皆さんにも楽しんでいただけることを願っています。いまからスタートが待ち切れません」