2000年に米G1ブリーダーズカップターフを制すなどの活躍を見せたカラニシが、今週初めに27歳で死亡したことが分かった。繋養先だったボードスミルスタッドが26日に発表したと競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が伝えている。

 アガ・カーン殿下の自家生産馬としてL.クマーニ、M.スタウトの両調教師に預けられたドユーン産駒のカラニシは、2000年のG1英チャンピオンステークスでモンジューを破ってG1初制覇。続くBCターフも勝ち、同年の欧州最優秀古馬および米最優秀芝馬に選出された。

 翌2001年に通算11戦6勝(重賞3勝)で引退。種牡馬入り後は目立った産駒を残せなかった。