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 11シーズンに渡るサンプドリアのセリエAでの戦いも、遂に終焉の時を迎えた。ウディネーゼ戦での敗戦により34試合を経過して勝ち点は17、得失点20:61でわずか3勝という結果により、早期のセリエB降格が確定してしまった格好だ。開幕から不振が続いていたサンプドリアでは、10月はじめにルコ・ジャンパオロ監督からデヤン・スタンコビッチ監督に変更。そこで若干の改善は見られたものの決定的なところにまでは及んでいない

 これまで残留に貢献してきたファビオ・クアリャレッラも、今シーズンは19試合に出場しながら得点ができないまま力尽きており、これからエンポリ、ACミラン、サッスオーロ、そして優勝を果たしたナポリ戦でシーズンの幕を下ろした後、チームと共に大きな分岐点を迎えることになる。なお元バイエルン、グラードバッハのミカエル・キュイザンスにとっては、ベネツィアに続く2年連続で降格シーズンを過ごす結果となった。