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 すでに先週にはベンフィカ・リスボンのアレハンドロ・グリマルドが、バイヤー・レヴァークーゼンでのメディカルチェックを済ませているとの情報をキッカーでは得ていたが、本日月曜午前にクラブ側は正式に、27歳のスペイン人左サイドバックを獲得したことを発表した。契約は今夏で満了することから移籍金の支払い義務は発生せず、新天地とは2027年夏までの契約を締結している。

 これによりジモン・ロルフェスSDはチームの1つの穴埋めに成功したことになる。レヴァークーゼンではミッチェル・バッカーが、ここのところはいいプレーをみせることがあるとはいえ、それでも浮き沈みの差が激しく、これからはチャレンジャーという立場になって、左サイドバックでの定位置争いの展開が見込まれるところ。

 ロルフェスSDは「グリマルドは遊び心をもったサイドバックであり、戦術的にも非常に優れ、得点能力も高く、さらに多くのの経験値も持ち合わせている」と評価。「我々は今後数年間抱くこのクラブのコンセプトに、彼自身が納得してくれたことをとても喜ばしく思っているよ」と喜びを語った。

 特にグリマルドは攻撃的なディフェンダーとして知られており、現在の4バックよりもレヴァークーゼンが採用する3バックの方が、よりその特徴を発揮することができるはずだ。さらに3番手のバックアップとしては、左側のセンターバックを務めるピエロ・インカピエが控えており、22018年にアヤックスから加入しブンデス59試合に出場してきた、デイリー・シンクフラーフェンは今夏でレヴァークーゼンを後にすることとなる。

 スペインU21代表として2試合に出場した経験をもつグリマルドにとっては、ポルトガルからドイツへの挑戦は「とてもエキサイティングな挑戦」であり、「欧州のトップクラブで7年ほどプレーしてきた」経験も強調しつつ、「これからはブンデスリーガという舞台で、自分の力を発揮できるチャンスを得たことに興奮を覚えているよ」と言葉を続けた。

Herzlich Willkommen, @grimaldo35! 🤗 Alejandro #Grimaldo hat bei #Bayer04 einen Vertrag bis 2027 unterzeichnet. ✍ ¡Bienvenido!

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— Bayer 04 Leverkusen (@bayer04fussball) May 15, 2023