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 すでに以前から指摘されていたことではあるのだが、キッカーが得た情報によるとバイエルン・ミュンヘンでは、ブンデス最終節ケルン戦で姿をみせていなかったオリヴァー・カーンCEOが(公式な理由は風邪のため)、ハサン・サリハミジッチ競技部門取締役と共にその任務を解かれることが明らかとなった。これは臨時相談役会にて決定されたものであり、カーン代表の後任にはこれまでCFO兼副CEOを務めていた、ヤン=クリスチャン・ドレーセン氏が務める模様。一方でサリハミジッチ氏の後任についてはまだ不明。

 2013年春にバイエルンへと加入し、ウリ・へーネス前会長やカール=ハインツ・ルメニゲ前CEOらから高い評価を受けるなど、これまで取締役会の一員として様々な経験をしてきた同氏は、本来ならば10年が経ったこの夏をもってクラブを後にすることを決意。むしろドイツサッカーリーグ機構における次期代表取締役候補とさえいわれていたものの、親しみやすくコミュニケーション能力の高さが評価される55歳は、このままバイエルンで職務を継続していくことになりそうだ。 なお来週5月30日に予定されている相談役会は、そのまま予定通りに開催される。