台湾からの修学旅行生が日本や高知県の嶺北地域の文化に触れるプログラムに参加し、生徒たちは地域の人たちとの交流や異文化体験を楽しみました。

このプログラムは、都市部や海外の人たちに日本文化や嶺北地域の魅力を知ってもらおうと、土佐れいほく観光協議会が毎年行っています。17日は台湾の新竹市立成徳高級中学の生徒32人や教諭らが参加。生徒たちはそれぞれ、地域の9つの受け入れ家庭で、一泊します。

このうちこれまで何度も台湾の中高生を受け入れをしてきたという中西三男さんの住宅には3人の生徒が訪れ、交流を深めました。

生徒たちは高知県大豊町にある昭和レトロな展示物が一堂に集まった「お宝屋敷」で昔ながらのカメラや蓄音機などを見たり、夕食では地元の食材を使った寿司やタケノコを味わったりして、日本や嶺北地域の文化を堪能していました。

(留学生)
「ほんとにすばらしい、山とか水とか来た時いっぱい写真を撮った」

(留学生)
「寿司が好きで、三男さんたちが作った寿司は特においしい。また高知に来たい」

(Q.タケノコはどうでしたか)
「おいしくてタケノコが好き」

受け入れた中西さんは、「これからも嶺北地域の魅力を味わってもらったり、地域の交流を深めたりして、地域の活性化につなげていきたい」と話していました。