民族衣装を着た龍谷短大の留学生や参加者=みやき町ボランティアセンター

 異国の文化を一緒に体験し、交流を通じて理解を深め合うことを目的とするイベント「世界の輪」が、ミャンマー出身の九州龍谷短大の留学生ジン・マー・トェーさんを講師に迎え、みやき町のボランティアセンターで開催されました。

 外国語大学で日本語を専攻したジンさんは、流ちょうな日本語で130以上の民族からなる多民族国家ミャンマーの各民族特有の言語や、柄や生地が異なる民族衣装、4月のお正月の行事「水かけ祭り」など母国の文化を紹介しました。

 参加者たちは、ミャンマーで人気の「鶏肉の春雨スープ」作りや独自の化粧・タネッカーを体験し、留学生たちとの交流を楽しみました。

 町社会福祉協議会が主催し、同短大のほか、佐賀女子短大のネパール人留学生やエンジニアも参加して交流を深めました。参加者からは「こういうイベントをもっと開いてほしい」と交流の場を希望する声が聞かれました。(地域リポーター・橋本美雪=みやき町)