世界ボクシング評議会(WBC)ライトフライ級前王者の矢吹正道(LUSH緑)は29日、名古屋市で記者会見を開き、今後について「ライトフライ級で世界戦をできるなら年内に、無理ならフライ級に上げて2階級制覇を目指してやりたい」と展望を語った。左アキレス腱断裂により約1年2カ月も期間が空いた16日の試合で元世界ランカーに4回TKO勝ちしていた。

 会見には同ジム所属で弟の力石政法も出席。兄とは違う階級での世界挑戦を目指しており「その日に備えて練習する」と意気込んだ。