『君の名は。』(16)、『天気の子』(19)の新海誠監督の最新作『すずめの戸締まり』のBlu-ray&DVDが9月20日(水)に発売されることが決定。コレクターズ・エディションには新撮映像や未公開映像など計12時間を超える映像特典が収録されることがわかった。

2022年11月11日に公開され、2023年5月25日時点までに観客動員1110万人、興行収入は147.3億円を記録した本作。オーディションで選ばれた原菜乃華が九州で暮らす17歳の女子高生、岩戸鈴芽を、松村北斗が“災い”をもたらす扉を閉める“閉じ師”の青年、宗像草太を演じ、日本各地の廃墟を舞台に、“扉”を閉めていく旅を描いた。新海監督は本作で3作品連続の観客動員数1000万人突破の快挙を達成。勢いは国内に留まらず、中国、韓国では日本映画の歴代最高記録を更新した。

発売が決定したコレクターズ・エディションは、新規描き下ろしイラストによる3面デジパック仕様のもの。原、松村によるビジュアルコメンタリー、新海監督によるオーディオコメンタリー、メイキングドキュメンタリー、ラストシーン「ただいま」バージョンなど合計12時間超えの映像特典を収録した特典ディスク3枚を同梱した5枚組。本編はBlu-ray&DVDのために273カットをブラッシュアップしたものとなっている。さらに、劇場パンフレットや入場者プレゼントの冊子から選りすぐったインタビューなどを収録したブックレットやアフレコ台本の縮刷版も封入される。

新海監督の集大成にして最高傑作と称される『すずめの戸締まり』。12時間にもおよぶ3枚の特典ディスクとともに、本作をぜひ家でも楽しみたい。

文/鈴木レイヤ