能登半島地震の影響を受けた観光業を支援する「北陸応援割」の第2弾が、7日からスタートしました。北陸応援割は、1人1泊2万円を上限に旅行代金の半額を割り引くもので、第2弾は7月31日までの宿泊が対象です。

七尾市和倉温泉の旅館「花ごよみ」は3日に営業を再開し、和倉温泉で唯一一般客を受け入れています。朝から旅行割を利用した宿泊予約の電話が相次ぎ、午前までにすでに予算のほぼ全てを使い切ったということです。

花ごよみ・北村金次社長「6月はオフシーズンでほとんど客がいない状況だが、旅行割のおかげで8割ほど客で埋まった。県民割の恩恵を被ってますね」

関係者からは和倉温泉全体が復旧した後にも応援割の実施を求める声があり、観光業の本格的な復活に向けては今後息の長い支援が求められます。