名誉館長・草野仁さんの名を冠した「草野仁科学賞」 長崎市科学館が小中学生の自然科学研究を表彰　

長崎県内の小中学生が行った自然科学分野の研究の中から優れた作品を選ぶ「草野仁科学賞」の表彰式が、23日、長崎市科学館で行われました。

草野仁科学賞は、長崎市科学館が、長崎県内の小中学生に、科学に関心を持ってもらおうと、名誉館長である草野さんの名のもと実施していて、5回目の今年は38点の応募の中から6点が受賞しました。

最高賞は、海と川を行き来する生物の分布を2年かけ調査した研究です。

長崎県内の広い範囲で継続的に行った調査によって裏打ちされた説得力が評価されました。

長崎市立 岩屋中学校 2年 小原 道也さん：「仮説を検証するために色々やってきたんですけど、わからなかったところがわかるようになったら、とても研究していて良かったなと思います。今まで通りたくさん調査して、水温とか地形にも目が向けられたらと思います」

受賞によって、子どもたちの研究意欲はさらに高まっているようでした。