『長崎南北幹線道路』の建設に伴い、長崎市の市民総合プールや松山陸上競技場などの再配置計画について議論する再検討部会が開かれました。

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学識経験者やスポーツ関係団体の代表などが参加する5回目の部会です。

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県の『長崎南北幹線道路』は、整備ルートが長崎市民総合プールや松山陸上競技場に重なっていて、これらをどう配置するかが議論されています。

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28日はこれまでの議論を踏まえ《3つのパターン》を中心に議論が交わされました。

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1つ目は、「プール」をスタジアムシティ横の中部下水処理場に配置し、「陸上競技場」は現在の場所で継続する案です。

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長崎市営松山平和運動公園を守る会 南輝久 事務局長代行:
「かつて原爆災禍の中心だった陸上競技場が同じ形状で残っている姿こそが平和の発信に繋がっている」

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次に、現在の競技場の場所に「プール」が配置され、現在のプールの位置に「陸上トラック」を作るという案です。

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長崎市水泳連盟 荒木康正理事長:
「いろんな公園機能とスポーツ機能が強化される素晴らしい拠点にはなると思っています」

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3つ目は「陸上競技場」を中部下水処理場に配置し「プール」は現在の競技場の場所に移す案です。

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28日の議論は市の検討委員会に報告され、検討部会の議論を継続するかどうか判断されることになっています。