立憲民主党と日本維新の会による野党対決となった衆議院長崎3区の補欠選挙は、告示後初となった週末、両党の代表が長崎入りし、大票田である大村市などで候補者への支持を訴えました。

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衆議院長崎3区の補欠選挙に立候補しているのは
立憲民主党比例九州ブロック・前職の山田勝彦候補(44)と
日本維新の会・新人の井上翔一朗候補(40)の2人です。
(届け出順)

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立憲民主党の泉健太代表は、20日夜、東彼杵町で行われた山田勝彦候補の個人演説会に駆けつけ「地域を大事にする政治を一緒に作っていこう」と訴えました。

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泉健太代表:
「立憲民主党、山田勝彦は徹底して皆様と同じ目線、地域目線じゃないですか?そんなところに皆さんも惚れて頂いているんじゃないですか?我々、立憲民主党の仲間たちは、金集めばっかりやる自民党の政治が嫌だから政治やってるんですよ。皆さん応援していただけませんか」

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山田候補:
「私たち長崎県民はもう二度と裏金、脱税、金権政治を許さない。その民意をこの長崎から東彼杵町から一緒に全国に届けていこうではありませんか」

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山田候補は、毎日「個人演説会」を開き、組織固めを行うとともに候補者を擁立しなかった自民党を批判し保守地盤の切り崩しを図っています。

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山田候補:
「自民党は、1回終わらせないといけない。変えないといけない。そういう声を選挙戦を通じて県内各地で聞いているところです。確実に政権交代のうねりがこの保守地盤と言われる長崎3区においても起きているということを実感しています」

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一方、日本維新の会の吉村洋文共同代表は、21日、井上翔一朗候補と街頭演説を行い、大阪での改革の実績をアピールするとともに党への支持を呼びかけました。

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吉村洋文共同代表:
「民間の皆さんの感覚だったら、ありえないことが起きてるのが永田町なんです。この常識を変えていかないと次の子どもたち、孫たちの世代に顔向けできないなと。井上さんのような民間の感覚を持った、企業団体組合からの支援を受けない。そういった人が僕は政治をやってもらいたいなと」

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井上候補:
「このタイミングで日本を変えないと子どもたちに胸を張って社会を引き継ぐことができない。そういう使命感でもって立候補をさせていただきました。皆さんの一票でしか、政治は絶対に変わりません。長崎の政治も大きく変えようではありませんか」

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組織や団体から支援を受けていない井上候補は、今後も「日本維新の会」の政策を街頭演説などで地道に訴え、これまで自民党を支持してきた保守層の票を取り込みたい考えです。

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井上候補:
「今回、新しく出てきた政党ですね。長崎3区において新しい選択肢になってますので、そこをまだご存知ない方も多いのではないかと。改革を実行する力というのをしっかりと、日本維新の会を浸透させるという意味でも訴えていかないといけない」

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投票日まであと6日。山田、井上両候補は、22日と23日、自民党支持者が多い離島を回り支持を訴えています。