前走が3着とはいえ初めてのダート重賞ということ考えれば上々の出来だったヴィクティファルス。休み明けだが中間の動きから仕上がりは良好。ここも好勝負が可能だ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■4/14(日) アンタレスステークス(4歳上・GIII・阪神ダート1800m)

 ヴィクティファルス(セ6、栗東・池添学厩舎)は3歳クラシック全てに出走した強者。共同通信杯で2着だが、勝ち馬はエフフォーリアで3着馬はシャフリヤールだった。6歳になるが、大事に使われており、まだまだ馬体は若い。去勢の効果もここにきて馴染んだ印象があり、ダート路線に変更後に復活。2走前に初ダートで負かしたタイセイドレフォンはレパードS2着で平安Sでも4着。ダートのキャリアは浅くともここ2戦の内容から割り引く必要はない。勝ち負け必至だ

 ハギノアレグリアス(牡7、栗東・四位洋文厩舎)の成績は安定感抜群。近走も大崩れなく走っており、帝王賞、チャレンジCこそ馬券圏内を外したが、それでも小差。GIIIなら好勝負必至。鞍上は岩田望来騎手。

 その他、競馬が巧みなテーオードレフォン(牡5、栗東・梅田智之厩舎)、前走が内で窮屈になって不完全燃焼だったミッキーヌチバナ(牡6、栗東・高橋亮厩舎)、ここに来て充実してきたスレイマン(牡6、栗東・池添学厩舎)、ダート路線転向後の成績が目覚ましいダノンマデイラ(牡6、栗東・茶木太樹厩舎)などが虎視眈々。発走は15時30分。