14年コーフィールドC覇者のアドマイヤラクティの半弟となるジュンツバメガエシ(牡4、栗東・友道康夫厩舎)が、土曜福島8Rの4歳上1勝クラス(芝1800m)で約1年1カ月ぶりに復帰する。

 ジュンツバメガエシは父ジャスタウェイ、母アドマイヤテレサ、母の父エリシオの血統。母はJRAで5勝。半兄のアドマイヤラクティは14年の豪G1コーフィールドCの覇者。同じくアドマイヤジャスタは20年の函館記念を制している。

 ここまで4戦1勝。2歳8月の新馬(札幌芝2000m)は2着だったが、続く未勝利(阪神芝2000m)で初勝利を挙げた。その後、ホープフルSは14着に大敗したが、自己条件のアルメリア賞で0秒1差の2着に健闘。自己条件ならすぐに勝てる力があることを示している。

 今回は1年1カ月ぶりの実戦となる点がカギだが、3月上旬から入念に乗り込まれてきた。CWでの最終追いでは6F80秒3-1F11秒8をマーク。少なくとも悪くない仕上がりにはありそうだ。ここは相手にも恵まれた印象だけに、素質で圧倒するシーンを期待したい。