NHK連続テレビ小説「虎に翼」(月〜土曜午前8時)の第14話が18日に放送された。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、よね(土居志央梨)は貧しい生い立ちを明かし、涼子(桜井ユキ)や寅子(伊藤沙莉)など、同級生らが恵まれていることに憤りを感じることを告白する。かける言葉が見つからない寅子は「毒まんじゅう事件」の実際の判例を再検証しようと提案する。はる(石田ゆり子)と花江(森田望智)の力も借り、実際にまんじゅうを作ってみることにする寅子たち。すると、意外な事実が判明する。学長が毒まんじゅう事件の話を改変していたことが発覚。女子部が都合よく使われていたことに、寅子らは怒りを見せる。

前日のよねの壮絶な生い立ちを描いた回から一転して、この日はドラマが予想外の展開を見せた。

X(旧ツイッター)には「寅子脳内劇場始まった」「妄想スタート?」「よねの罵倒コレクション」「よねちゃん目力強い…」「マスター気が利く」「涼子さん股間を2度言う」「躊躇なく股間を蹴り上げる パワーワードだな」「なにこの朝ドラすてきw」「おいしゅうな〜れ、おいしゅうな〜れ」「美味しゅうなーれで溢れるタイムライン」「イヤイヤながらも最後まで割烹着を着てるのが可愛い」「学長、脚本改ざんしてんじゃんー 毒饅頭殺人事件リアルが結構な話だった」「学長話変えすぎやん」「掌の上で踊らされて…いたッ!」「予想と全然違う方向に話が転がって行く…凄いなこのドラマ」などとコメントが並んだ。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルにした昭和の法曹界が舞台の物語。伊藤はヒロインの猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を演じる。

朝ドラ110作目で、三淵嘉子さんをモデルにした半生を再構成してフィクションとして描く作品。「虎に翼」は中国の法家「韓非子」の言葉で「強いものの上にさらに強さが加わる」という意味。

石田ゆり子、三代目J SOUL BROTHERS岩田剛典、松山ケンイチらが出演。尾野真千子が「語り」を担当。よるドラ「恋せぬふたり」で向田邦子賞を受賞した吉田恵里香氏が脚本。主題歌「さよーならまたいつか!」をシンガー・ソングライター米津玄師が務める。