日本バレーボール協会(JVA)は23日、都内で会見し、5月10日に開幕するビーチバレーボール国内最高峰の競技大会「ジャパンビーチバレーボールツアー2024」の概要を発表した。

第1戦となる平塚大会(神奈川・湘南ベルマーレひらつかビーチパーク)から11月のグランドスラム横浜大会(神奈川・横浜赤レンガ倉庫)まで開催。男女各8〜16チーム(各大会で異なる)が出場し、「グランドスラム」「オープン」のカテゴリーで全10戦8都道府県を転戦する。

7月の立川大会は、日本ツアーでは初となるナイター開催となる。同大会では、3セット21点先取方式ではなく、複数のチームが時間制でポイントを争う「Queen&King of the Court」方式が採用される。

インドアのVリーグ1部男子で2022−23年シーズン覇者のウルフドッグス名古屋に所属する水町泰杜(22)も、二刀流として参戦予定。会見に出席し、「高校時代から興味があった。やっと二刀流を実現できるので、不安より『早くやりたい』という気持ちが強い」と意気込んだ。5月からトヨタ自動車に所属し、今秋のSVリーグ開幕まではビーチバレーに専念予定。JVAの川合俊一会長(61)は「Vリーグで戦える選手が両方やるのは異例。世界水準の判断をしてくれた」と期待を込めた。

会見には水町の他、男子の黒川寛輝ディラン、黒川魁、女子の菊地真結、沢目繭、川崎菜々子が出席した。

大会日程は以下の通り。

◆第1戦 平塚大会(神奈川・湘南ベルマーレひらつかビーチパーク)5月10〜12日

◆第2戦 都城大会(宮崎・霧島ファクトガーデン)5月31日〜6月2日

◆第3戦 グランドスラム大阪大会(グランフラロント大阪うめきた広場)6月8、9日

◆第4戦 立川大会(東京・TACHIHI BEACH)7月13、14日

◆第5戦 青森大会(あおもり駅前ビーチ)8月30日〜9月1日

◆第6戦 グランドスラム名古屋大会(愛知・名城公園tonarino)9月20〜22日

◆第7戦 グランドスラムお台場大会(東京・お台場海浜公園)9月28、29日

◆第8戦 須磨大会(兵庫・須磨海岸)10月4〜6日

◆第9戦 松山大会(愛媛・松山市内)10月25〜27日

◆第10戦 グランドスラム横浜大会(神奈川・横浜赤レンガ倉庫)11月9、10日