バスケットボールBリーグ男子1部(B1)の佐賀バルーナーズは13、14日、SAGAアリーナ(佐賀市)で隣県のライバル・長崎ヴェルカと今季最後の九州ダービーを戦った。両日とも満員状態の館内は声援が途切れることのない熱戦となったが、佐賀はそれぞれ61―63、73―80で落とし、ホームで悔しい連敗となった。佐賀は27勝26敗で西地区5位。

 佐賀は13日の試合の序盤、地元出身の角田太輝の3点シュートなどでリードする。長崎の激しいディフェンスの前に逆転を許し、一時は15点差をつけられたが、ヨーリ・チャイルズの活躍で残り1分で2点差まで追い上げる。だが、最後は長崎の日本代表・馬場雄大のシュートが決まり、逃げ切られた。

 13日には約6200人、14日は約7100人の観客が詰めかけ、九州対決に沸いた。(中野剛史)

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